医学部時代の教訓

京大

医学部合格!!!それは私にとって解放と同義であった、時期があった。


私は子供の頃は騙されやすい素直な子であったため、親の「今勉強頑張ってしていい学校、大学に入れば勉強しなくていいのよ」という甘言につられ、猛勉強をした結果今日まで至ったわけだが、否!!断じて否である!!!
人生は死ぬまで勉強なのである!!!

おそらく勉強という言葉にアレルギーがある方が大半なので言い換えれば人生は一生「学び」続けなければいけないのである。
端的に言えば、料理をすることも学ばなければできないし、ゲームをうまく攻略するためにも学びが必要である。なのでその過程でのスキルアップとしての学びはたしかに一生必要なのである。(なぜいい大学に受かれば全て終わるとあの時の自分は信じていたのか猛省してほしい)
なので私が医学部に受かった際にしてしまった最大の過ち、それは学びを止め学び方を一時忘れてしまったことである。

大学合格以後、我慢していたネットゲームを開始し、6年間の大学生活のうち約2万時間以上(実質2年間相当)を課金ガチャゲーでお金をとろかすがごとく時間を溶かしたしまったのである。
そのこと自体に後悔は・・・・・・ない・・・・はず。

だがそのころもう少し真面目に医学に打ち込んでいれば、大学受験の際に身に着けた英語力を伸ばしたりその他の教養的な面(ピアノを練習する、多言語の習得など)に費やしていればと思う日々である。
医学とは新たな学問である。算数、国語をしていた頃に学年があがり、理科、社会、そして中学から英語が始まったように大学に入ったときに、それらの学問が終了し、新たに医学という学問が始まったのである。
そう、医学部入学時の、ゴールテープを切った順番は関係ない、新たな横並びのマラソンが開始されたのである。
それを自分はもう勉強しなくていいや~~とスタート地点で横に寝転んだがために、その後もいきなり全力ダッシュはできないほど体力を落とした体で息切れをしながら、スタート直後から走り続けていた集団になんとか追いついた次第であった。


もし医学部1年に戻れるのなら、同級生の本当に色々な勉強でお世話になった友達のようにグレイ解剖学の英語版を読んでいればとも思う。

人生あの時ああすればよかった、こうすればよかったといろんな後悔はつきものでありそれが人間というものではあるし、その結果が今の自分なので、あの時を振り返る時間があるのなら今すぐにやれることを始めるべきではあるが、振り返った際に、過去の自分にもし言えるとするなら「医学部合格おめでとう!ようやく、本当に自分がしたかった勉強、自分が今後一生使う医学というものを学べれるね、将来目の前が死んでもいいならいいけど救いたい命が目の前にある時に救えれるように勉強しようか」と脅して勉強させるかな。

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Dr.ペンギン

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