健康に投資をする、でも述べた内容と類似していますが
これも健康のために必須なので記事として更新します。
人は一般的に25歳前後をピークとして筋肉は衰えていく傾向にあるとされている。
これは25歳までに育て溜め込んだ筋肉は以後、それを使いながら衰えていくということである。
もちろん一部ダウン〇ウンのMっちゃんなどの特殊事例もあるが、
基本的には年齢と共に筋肉は衰えていく。
つまり70歳80歳になってから後悔しても遅いどころか、
実は50歳にこの事実に気が付いたとしても、実際は少し遅いぐらいなのである。
私は整形外科医として
10代から20台の成長期の間に運動部に入るか、
自主トレなどで一定の筋力をつける習慣を身に着ける
ということを強く推奨している。
高校までは授業で体育があるのに、大学になると体育がないことに、私は甚だ疑問を感じている。
むしろ2単位あげてでも若者の運動習慣をつけさせることが大事だと考えている。
また、50歳でも遅いと前述したが、もちろん50歳の方でもできることはしっかりとある。
25歳をピークにあとは衰えていくだけと記述したが、要はその衰えさせ方をスローペースにさせればよいのである。
25歳までにたとえ1億貯蓄したとしても浪費が激しく70歳には100万しか残らない生活よりも
25歳までに5000万の貯蓄で、消費を抑えた結果70歳に1000万残っているほうが
悠々自適に暮らすことができる。
つまり、いかに筋肉の浪費、つまり衰えをいかに抑えるかが大事なのである。
それにはやはり「運動」である。
私としてはやはり歩行が一番だと思う。
一日1万歩(最初のスタートは2000歩)を続ける方は本当に外来でも元気なのである。
僕が外来担当の時は患者様の年齢と診察室へ入ってくる様子をしっかりチェックするようにしている。
なぜならその瞬間だけでも日々の運動習慣が垣間見えるからである。それほどに日々の運動は大事なのである。
なかなか意識することは難しいかもしれないが、
現在スマホに歩数計などがあるので積極的に使えば習慣づけることは可能と考えられる。
この時年配の方は、難しいからと誰かにセッティングしてもらおうとするのではなく
ネットで調べたりしながらぜひとも自分でセットしてもらいたい。
それこそがボケ予防となるのである。
ぜひとも皆さんには今からでもいいので、筋肉を貯金するという考えを身に着けて実行していただければ、
何十年後の「健康」という点においてキーポイントとなるに違いない。
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Drペンギン
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