体は資本、とよく言われる。
何歳になっても健康に投資すべき
投資家や金持ちほど若い頃から健康に気を使っている
などと健康がより大事といわれ始めている現代社会。
これを読まれている20歳以降の方には大変申し訳ないのだが、
これらを情報として世に広める前にもっと大事なことがあると私は思う。
それは、
一番体が形成される時期、つまり資本形成が一番される時期は一体いつなのか
ということである。
人間には成長期というものがあり、その時期に一番体が形成される。
筋肉は20歳を過ぎたあとでもトレーニングや食事をしっかりと取ることにより
十分に増やすことは可能ではあるが、
この成長期という時期は20歳以降と比べても非常に筋肉がつきやすく
またこの時期しか人の骨格は形成されないのである。
勉強などもたしかに中高生の間が一番伸びるとされ、
その時代にしっかりと勉強するのがよいと言われているし、
また語学などは30歳までには二ヶ国語を取得すべきと言われている。
しかし、中高生終了後の浪人時代に成績があがる人はいるし、
実際は社会に出て働き始めてからも、世の中のすべての人は勉強をし続けており、
いつ、いかなるときも勉強によって人の脳は発達すると思われる。
また語学も今後AIやスマホの発達とともに必要性が薄れる可能性がある。
(もちろんより他国の文化にふれたり、より濃密なコミュニケーションを取る上では必要と言えるであろう)
しかしながら、今後とも我々の体という資本は必要不可欠であり、
これは代替方法が極めて厳しいものがあると思われる。
(昨今の研究によるIPS細胞などによる再生医療などが発達しているし、
手術により身長を増やす方法があるが、
合併症や費用面から考えるとリスクが多大にあると思われる)
故に、この成長期にしっかりと体という資本を形成するためには
1、タンパク質、カルシウム含めてバランスのとれた食事をとる。
2、日光を浴びて、適度な運動をしっかりとする。
3、成長ホルモンがでる10時ごろには寝るようにし、少なくとも夜ふかしなどはしないようにする。
これらが成長期には非常に重要なのである。
現在の社会ではその大事な時期を過ぎ去ってからでないと体という資本が大事とは教えてくれず、
その大事な時期が過ぎてからしか、その情報に触れられないのである。
よって、これを読まれた方は、
前述した情報をぜひとも身近なまだ成長期を迎えてない知り合いに広めて頂ければと思う。
正直、このような内容は学校の保健体育の試験などで導入してゆくべきではないか
と僕自身としては感じている。
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Dr.ペンギン
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